ハレ。

2003年6月8日
結婚式だった。
美術部に入った時4回生だった先輩方の。
…正確に云うとその2次会。
久しぶりに、サークル仲間に逢った。
マン研じゃない方の、美術部。
今では新しくなってしまったけれど、ホントは古い部室の方が好きだった。汚くて。薄汚れていて。色色なものが混在していて継ぎ接ぎだらけの雑多な。
あの場所で夜を明かしたこともあった。いろんな話をした。味があった。

これは郷愁か。郷愁なのか。

今は部室も隔離されたような高い場所にあって、部員も少なくて、どうやら休部になっているとかなっていないとか。
今の人達は集団で行動することを厭うのだそう。
思えばその傾向は当時からあったのかもしれない。
一つ下の人達とは何かが噛み合わなかった。何かが違っていた。…どうやらそれはお互いに薄々と感じでいた模様。
何かと集まるのはうちらで最後の様だ。

「何か」を創造しようという情熱が今あるだろうか果たして。

部屋を片付けたら油彩の道具を取り出して、木枠組み立ててキャンバス張って、何かを描こうと思いつつもう5年の月日が過ぎてしまった。
踏み出さないのは何もする気がないのと一緒だ。踏み出さなければ何も始まらない。

流石に眠い。
だがしかしどうしてもこの目で確認せずにはおれないコトがひとつ。



…。

…おつかれさまでした。

・三好春樹 芹沢俊介「老人介護とエロス 子育てとケアを通底するもの」

私に出来るんだろうか。
やっていけるんだろうか。

少し先の未来を見据えるのとずっと先の未来を見据えるのではどっちが重要だろう。

問題を男と女だけですっぱり切り取って考えるのは無意味だ。

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