おもいで。

2001年6月18日
卒業旅行で、ずっと、生で見たかった
屋久杉を見に行きました。
8年越しくらいの夢だった。
もう何年前の話しだろ。
サークルの先輩と同期の子と。
貧乏旅行で。
同期の女の子が入ってたもう一個のサークルは
自然を歩こうという趣旨のサークルで、
山歩きだとか一人ヒッチハイクだとか
そういう活動してたので、
ザックだとか寝袋だとか自炊道具だとか借りて。
何でか山に登ろうだとかいう話しにもなって、
ろくな知識も体力もないのに
荷物背負って山登りする羽目にも
なってしまいました。
18きっぷで鈍行の旅。
丸一日かけて鹿児島迄行き、
早朝の鹿児島駅から港まで歩き、
フェリーで屋久島へ。
港からタクシーで移動。
荷物背負って山に入る。
体力に自信ないので最後まで
抵抗はしたんですけど、
連れの子らは何処吹く風。
気ままなマイペースで「大丈夫だってぇ」と
返されました。
ジーパンで山歩きなんて。
ハイキングじゃないんですよ……(泣き言)。
どっかのおぼっちゃま大学の方々(装備バッチリ)にくす、とか笑われつつ(少々むかついた)、
どうにか山小屋で二泊。
縦走しました。
「山の天候はかわりやすい」ってのを
嫌と云うほど実感。
縄文杉もじっくり堪能。
トロッコの線路をひたすら歩きました。
山おりて民宿に二泊。
何となく行き当たりばったり。
(実はこういうのは性に合わないのですが。個人的にはかっちり事前に泊まる所確保してないととっても不安。胃が痛い)
世界遺産になってから結構屋久島はブームらしい。
初めて知る。

この時期、気候的には(体感気温は)四国と
そんなにかわらなかった様な。
屋久島を後にして鹿児島へ。
指宿に寄り、砂風呂(だっけ?)体験。
行き当たりばったり。
此処でも民宿に一泊。
途中、3駅分くらい歩いてへとへと。
(ローカルのJR線の駅と駅の区間はやたらと距離があるです)
帰りも18きっぷの旅。
終電最終駅で寝袋仮眠したりとか、
24時間営業の喫茶店で始発待ったりとか。
いろいろありました。

その頃は就職も決まってなくて、
就職活動もしてなかったな(まともに活動したことなかったというのが実際の所)。
本当は、思うところありまして
福祉の専門学校に行きたかったんですけども。
これ以上出せるかと拒否されてしまいました。
そいで怒られて実家に強制送還されて。
一年間バイトして学費稼ぐ予定だったんですけど。
旨い具合に今の仕事が決まりまして現在に至ります。
思えば不思議なものよのぅ。

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